タイトル: | コロナテックカンファレンス |
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日時: | 2023年7月29日(土) 13:00-18:00 |
会場: | サイボウズ 東京オフィス(オンライン配信あり) |
定員: | 100名(現地参加) 参加費無料 |
内容
2020年の春から全世界で流行したCOVID-19(新型コロナウイルス)は、人々の生活様式や働き方などに多大な影響と変革をもたらしました。IT業界ももちろん例外ではなく、多くの変化がありましたが、それは同時に、新たな技術の発展や普及をもたらしました。
本イベントは「コロナとIT」をキーワードに、この3年間の変化や進歩を総覧し、これからのITやIT業界、そして人々の生活がどうなっていくかを展望するイベントです。さまざまな角度から「コロナとIT」を切り取り、関わった方々に知見をお話しいただきます。
プログラムと時間割
開始時刻 | 終了時刻 | タイトル | 発表者(所属) | Twitter ID | 備考 |
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12:30 | 開場 | ||||
13:00 | 13:10 | オープニング | |||
13:10 | 13:30 | COVID-19とIT:パンデミックとデジタルヘルスの新たな接点 | 小林慎治(医療オープンソースソフトウェア協議会) | @skoba | リモート発表 |
13:30 | 13:50 | 東京都新型コロナウイルス感染症対策サイトの開発に携わった話 | 小副川健(Code for Japan/UZABASE) | ||
13:50 | 14:10 | スタートアップ支援施設(FGN)でのオープンデータ活用とコロナ対応 | 菊地俊介(さくらインターネット) | @kikuzokikuzo | |
14:10 | 14:20 | 休憩 | |||
14:20 | 14:40 | 北海道を技術と戯れる最高の環境にする 〜小さな芽生えを見逃さないパワープレイとその代償〜 | 西原翔太(サイボウズ) | @tomio2480 | |
14:40 | 15:00 | コロナ禍におけるオフィスネットワークの変化 | 江草陽太(さくらインターネット) | @chibiegg | |
15:00 | 15:10 | 休憩 | |||
15:10 | 15:30 | コロナ禍を超えて成長するJANOG – 大規模ミーティングの悩みと進化 | 西塚要(JANOG運営委員) | @__kaname__ | |
15:30 | 15:50 | コロナ禍でのカンファレンス配信とハイブリッド開催の難しさ | 板谷郷司(CONBU/Internet Week配信チーム/New Relic) | @H_Shinonome | |
15:50 | 16:00 | 休憩 | |||
16:00 | 16:20 | 中古建設機械オークション業界におけるコロナ対応 | 岡松伸太郎(日本UNIXユーザ会) | @shin_okamatsu | |
16:20 | 16:40 | 大学教育における新型コロナ対応〜公立鳥取環境大学の事例〜 | 齊藤明紀(公立鳥取環境大学) | @a_saitoh | |
16:40 | 16:50 | 休憩 | これ以降は配信なし | ||
16:50 | 17:50 | BoF | |||
17:50 | 18:00 | クロージング |
※発表順は変更になることがあります
対象者
どなたでもお気軽にご参加ください。
事前申込方法
connpassにて参加登録してください。
ハッシュタグ
配信
YouTubeによる配信を準備中です。
配信URL: https://youtube.com/live/JVDXsFNI1UA
※配信するのは発表セッションのみとなります。(BoFは配信しません)
懇親会
イベント終了後、有志により行う予定です。
参加ご希望の方は、当日お申し出ください。
会場へのアクセス
- 住所: 東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー 27階
- 交通: 東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線:「日本橋駅」B6出口直通
東京メトロ半蔵門線・銀座線:「三越前駅」B6出口より徒歩3分
JR:「東京駅」八重洲北口より徒歩10分 - 地図: https://cybozu.co.jp/company/access/tokyo/
- 備考: 会場への入場には入館手続きが必要になります。参加者に別途ご案内します。connpassからのメッセージで案内しますので、受信できるようにしておいてください。
問い合わせ先
日本UNIXユーザ会
E-mail: office [at] jus.or.jp
プログラム詳細
※任意提出のため、提出された発表のみ掲載しています。
- COVID-19とIT:パンデミックとデジタルヘルスの新たな接点
2019年末からのCOVID-19の世界的な流行は、高度情報社会における科学の進歩と密接に結びついており、その影響は我々の社会全体に深く浸透しています。本講演では、世界的な流行としてのCOVID-19と、それに対抗するためのIT技術の進歩との間の関係性に焦点を当てます。
2023年6月時点で、COVID-19による感染者数は全世界で約7億6800万人、死亡者数は690万人と報告されており、その規模はかつてないほどのものです。しかし、このパンデミックの中でも注目すべきは、科学的な進歩とITの活用がどのようにして病原体であるSARS-CoV-2の解析や、その知見の共有、さらには感染終息への道筋をつけてきたかという点です。
しかしながら、一方で、COVID-19に関する不正確な情報がSNS等を通じて広がる「インフォデミック」が社会的な不安を引き起こし、新たな課題として顕在化しています。
このセミナーでは、デジタルヘルスの視点から、COVID-19というグローバルな問題と戦ってきた過程を概観します。そして、その経験と学びを次回のパンデミックに備えるための資産として活用する方法について議論します。この機会に、科学とITが直面する課題と可能性、そして未来の備え方について一緒に考えましょう。 - スタートアップ支援施設(FGN)でのオープンデータ活用とコロナ対応
さくらインターネット研究所では従前よりFIWAREを用いたデータ取得・公開・活用の取り組みを推進しており、その一環として、2018年より福岡のスタートアップ支援施設Fukuoka Growth Next (= FGN)と共同して環境データ取得・活用の活動を進めてきました。そこに発生したコロナ禍。取得していたデータを利用してどのようなコロナ対応を実施したか、またその効果とその後の状況(現状)についてご紹介します。 - 北海道を技術と戯れる最高の環境にする 〜小さな芽生えを見逃さないパワープレイとその代償〜
2020年春,それまでの生活が一変するような,大きな社会の変化がありました.命を守るために対面での活動を避け,外出を控える必要がありました.あれから3年が経過し,今はそれまでの活動が戻りつつあります.その間に起きた変化には,今も社会の構造を変化させたまま,戻らないものもあります.リモートワークという選択肢が広がり,移住を選択,活動拠点を移す人も現れました.自分もその一人です.
北海道移住を決断し,北海道にいながらにして東京その他の仕事ができています.2年近くこの生活をしてみて,得たものと失ったものの大きさは概ね同じで,損も得もあったなと実感しています.物理的にも,気持ちの面でも,北海道で活動する小さなITコミュニティひとつひとつと距離を近づけられた一方,会社とは離れてしまったと思うこともありました.このあたり,自分が今どのように過ごしているのかお話しします. - コロナ禍におけるオフィスネットワークの変化
さくらインターネットでは、コロナ禍への突入に伴って全社的にリモートワークが基本になりました。しかし、リモートワークでの業務を円滑に進めるには、社内システムや業務フローの変革が必要でした。本発表では、当社における取り組みを通して、リモートワークを支えるネットワーク作りやセキュリティモデルをご紹介します。 - コロナ禍を超えて成長するJANOG – 大規模ミーティングの悩みと進化
JANOGミーティングは年2回開催されており、インターネットやネットワークに関連する技術的なトピックについて情報共有や意見交換が行われます。直近2023年7月に行われたJANOG52@長崎では、参加登録数が3000人に迫り過去最大の規模となりました。コロナ禍においてもなぜ参加者数が右肩上がりなのか、について深掘りが必要な状況となっています。
本発表ではコロナ禍中で開催されたJANOGミーティングでの工夫や悩み、そこで得られた知見について共有します。また、現地とオンラインのハイブリッド開催で見えてきた現地参加の価値についてもお話しします。 - コロナ禍でのカンファレンス配信とハイブリッド開催の難しさ
今では当たり前のように行われることになったカンファレンスの配信ですが、その裏には様々な技術の進歩などがありました。コロナ禍での配信環境についてと、最近行われるようになってきたハイブリッド配信も含め、この数年でのカンファレンス配信の進化をお話しします。 - 中古建設機械オークション業界におけるコロナ対応
日本の中古建設機械は海外でも人気が高く、その売買の一つの方法としてBtoBのオークションが開催されています。
比較的アナログな手法で開催されていたオークションですが、突然のコロナ禍で大事な海外バイヤが来日できない状況になりました。
この状況に各オークショニア(=オークションの主催者)どのように知恵をしぼって対応していったのかを、あくまで自分の観測範囲ではありますがご紹介いたします。