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RT-Mach プロジェクトにおける研究開発状況

内容

Real-Time Mach は CMU で開発された Mach マイクロカーネルに,ARTS カーネルの実時間技術を投入して 90 年代始めから開発されています.Mach の分散 OS 技術に加え,実時間スレッド/IPC,スケジューリングポリシ選択や,資源予約機構といった実時間技術を備え,マルチメディアやモバイル環境での動的適応ミドルウェアが開発されています.当初,配布には BSD ライセンスの制限がありましたが,現在では 4.4BSD Lite をベースとした UNIX サーバを開発しフリーな配布を可能にしました.最新版では FreeBSD 2.2.8R とのバイナリ互換を提供し PAO にも対応しています.本セミナーでは開発の歴史と技術および簡単なデモンストレーションを披露いたします.

日時

1999年11月12日(金)
16:00 〜 17:00


主催団体

慶應義塾大学RT-Mach プロジェクト

講師

徳田 英幸
[ 慶應義塾大学 ]



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